整形外科センター西能クリニック

高品質な医療と地域の日常をつなぐ、「まちのような病院」

整形外科分野において地域医療を担う既存の病院を移転新築した計画。

入院部門と外来部門それぞれに求められる機能と環境の違いに着目し、高度な手術治療と快適な療養環境を提供する病院と、幅広い症状に対して検査・診療・リハビリを行うクリニックとして機能を分離・特化させることで、それぞれの質をより高めた。両施設は中庭を介して隣接することで、病院とクリニックの距離感を保ちながらも緩やかにつながる構成としている。

高品質な医療サービスと日常的なコミュニケーションの場が自然に共存する施設として、病院を特別な場所として切り離すのではなく、地域の人々が日常の延長として気軽に立ち寄れる場所として位置づけた。人と人との温かなつながりが生まれる「まちのような病院」が、地域に根ざしながら暮らしとともにあり続ける医療の場となるよう考えた。

所在地
富山県富山市
用途
医療施設
竣工
2012年2月
構造規模
鉄骨造・地上2階
敷地面積
4,182.31㎡
建築面積
1,375.25㎡
延床面積
2,190.44㎡
設計監理
オンデザイン(後藤担当/在籍時)
施工
鹿島建設
撮影
鳥村鋼一写真事務所
掲載誌
近代建築 2012年11月号(近代建築社)
新建築 2013年6月号(新建築社)
新建築 2013年10月号(新建築社)