POPO house
POPO house
夫妻と愛犬がゆったり暮らすためのマンションリノベーションです。
お子さんの独立をきっかけに、ご夫妻2人と愛犬が快適に過ごせるような住まいに作り替えることになりました。料理や会話がしやすいようなオープンキッチンにする、ワンちゃんが滑りにくい床にすること、開放的な空間にしたいということに加え、来客用トイレは玄関近くに設けたいというご要望がありました。
キッチンやダイニングを区切るような壁を取り払い、クローズだったキッチンをオープンキッチンにして、大きなリビングダイニングキッチンにしました。また生活動線やワンちゃん動線も考慮して、エントランスホールから洗面、ユーティリティスペース、キッチンと接続し、回遊性を持たせました。大きなLDKに家中がつながる回遊動線をとることで、奥行きを感じつつ生活の利便性が得られる空間となりました。来客時にプライバシーを確保したいときは引き戸で区切れるようにしています。空間各所にはライン照明や間接照明を全般照明として用い、光のデザインで空間のつながりを感じさせつつ、エッジを際立たせアクセントを与えています。
扇形の特徴的なプランに広いバルコニーが周り、お部屋の内部にも外部の植栽の景色を臨めマンションでは得難い庭とのつながりを感じられる空間となりました。
【掲載誌】リノベで解決!50代からの家と暮らし。(扶桑社 2023/6/14 発売)
▶︎POPO houseのプロセスは こちら からご覧になれます
所在地 :東京都豊島区
工事種別:マンションリノベーション
竣工 :2022年2月
床面積 :94.92m²
築年数 :16年(2006年新築)
施工 :一隆建築
撮影 :鳥村鋼一写真事務所