ERA house

ERA house

既存のポテンシャルを活かしたビンテージリノベーション

築20数年の戸建リノベーション。フルリノベーションではなく、既存のポテンシャルを活かした部分リノベーションです。キッチンなどの水廻りや造作家具をデザインし、テーブルやソファなど家具のインテリアコーディネートをしています。
ビンテージ・クラシック感の出ている床のパーケットフロアは、年代を刻んで新しいものには出せない綺麗な飴色となっていて、一部補修をして既存をそのまま残しました。キッチンやアイランドカウンター、キャビネット収納などはブラウンシルバーのメタリック塗装やオーク材を染色した突板仕上げとし、ビンテージな空間とモダンなデザインとのバランスをとっています。ゴールドの入った壁面のセラミックタイルや、枠や床の見切り材などの金物に真鍮を使い、ゴールドをアクセントにしつつ、もともとの場が持つスケール感が静かで落ち着きのある空間にしています。
ダイニングテーブルやチェアはarflex。ペンダント照明はFlosのIC Lightsを採用しました。

所在地 :東京都
工事種別:戸建リノベーション
竣工  :2021年8月
構造規模:木造一部鉄筋コンクリート造・地上2階 地下1階
床面積 :1階:94.19m²、2階:95.85m²
築年数 :21年(2000年新築)
施工  :一隆建築
撮影  :鳥村鋼一