KADO

一服のお茶のように、日常にそっと寄り添う

一服のお茶を日常的に楽しみたい。そんな想いを受け、リビングの一角にお茶室を設けたマンションリノベーション。

お茶を一服いただくという行為は、ただ一杯の茶を飲むことではなく、慌ただしい日常の中でふとひと息つき、自分を整える時間でもある。その豊かさを特別な場所に切り離すのではなく、リビングという日常の延長の中にさりげなく溶け込ませることで、住まう人が自然体でお茶と向き合える環境を目指した。

お茶を点てることが、特別な行為ではなく、コーヒーを淹れるような日常のひとこまになるよう、空間の境界を曖昧にしながらも、ふとした静けさを感じられる余白を設けた。その静かな一角が、暮らしの中心にそっと息づくことで、日々にゆとりと深みをもたらす住まいとなる。

茶室部分の設計監理はお茶人でもある京都の建築家、岩崎建築研究室の岩崎泰さんが担当されました。

所在地
東京都世田谷区
工事種別
マンションリノベーション
竣工
2025年4月
床面積
71.08㎡
全体設計監理
ハクアーキテクツスタジオ
茶室設計監理
岩崎建築研究室
施工/全体
リフォームキュー
施工/茶室部分
鈴木工務店