杉並の家

既存のポテンシャルを活かし、静かに生まれ変わる住まい

築20年を経た戸建住宅のリノベーション。
当時の設計そのままに大切に住み継がれてきたこの住宅は、年月を重ねてもなお美しい佇まいを保っていた。経年による不具合や傷みへの修繕を兼ねたリノベーションにあたり、当時のデザインの本質を大切にしながら、新たなエッセンスを加えていった。

フローリングの劣化に対しては、既存の赤褐色のケンパス材の上から新たにフレンチオーク材を貼る工事をしている。フレンチオークの上質な素材感とアイボリーカラーが空間を明るく柔らかな表情へと変え、新たな印象をもたらしている。TVボードや収納家具もインテリアに合わせて新たに製作し、内装を丁寧に補修することで、新築当時の清潔感を取り戻すとともに、北欧デザインを愛する施主のコレクションとも自然に調和し、静かで新たな表情をもつ住まいへと生まれ変わっている。

既存空間のポテンシャルを最大限に活かしながら、新たな空間を創造する。時を重ねた住まいが持つ豊かさを損なわず、次の暮らしへと丁寧につなぐリノベーションとなった。

所在地
東京都杉並区
工事種別
戸建住宅リノベーション
竣工(新築時)
2003年12月
竣工(リノベーション1期工事)
2019年8月
竣工(リノベーション2期工事)
2024年10月
構造規模
木造・地上2階
延床面積
95.58㎡
原設計(新築時)
カガミ建築計画(在籍時 後藤担当)
リノベーション設計
ハクアーキテクツスタジオ
施工(リノベーション1期工事)
ティーアールサポート
施工(リノベーション2期工事)
リフォームキュー