新宿御苑の桜と、清明の風
事務所の近くにある新宿御苑へ、花見がてら散歩に出かけました。広い園内に入ると、ソメイヨシノやヤマザクラ、枝垂れ桜など、さまざまな品種が競うように咲いていて、ふわりとやわらかな空気に包まれていました。

ちょうど今は二十四節気の「清明」の候。「清浄明潔」を意味するこの季節のとおり、この時期の新宿御苑は、ぴったりと当てはまる景色でした。木々の緑はやわらかく、光はまだ柔らかく斜めに差し込んで、少し夢のような色調を帯びていました。

建築の仕事をしていると、どうしても室内や画面の前にいる時間が長くなりがちですが、こうして外に出て、光や風や自然の色に触れることの大切さを改めて感じます。
日常のすぐそばに、こうした豊かな時間があることに、あらためて感謝したくなるような、穏やかな午後でした。