YM house/ショールーム巡り

YM houseは、白金台のマンションリノベーションのプロジェクトです。昨年の秋より中古マンション物件のご購入を検討されているところから関わらせていただきました。ご相談いただいた当初は、間仕切り壁の一部を移動する工事と内装仕上材の貼り替えに際してアドバイスをするなどコーディネートメインのご依頼でしたが、お打合せを重ねるうちにせっかく手を入れるのであればキッチンやトイレなどの水廻りも含めデザインを一新したいということになりまして、お施主様とイメージをすり合わせるため建材や設備機器のショールームを巡ってきました。

まずは南青山にあるフローリングメーカー IOCのショールームからです。

床など大きな面積でベースとなる色のイメージを最初に持ってから、この後他の建材のショールームを回ります。

ショールームに行く事前に、いくつか候補となりそうな樹種をご連絡しておりましたので、すでに用意をしてくださっていました。施工事例を見せていただきながら実物サンプルを見ていきます。

お持ちの家具の色との兼ね合いも考えつつ、幅広タイプで長めの材がよいとのことで、カンヌグリというオーク材(写真の一番右側)とチェリー材(写真の右から2番目)の複合フローリングが一旦の候補となりました。

続いて乃木坂のセラトレーディングのショールームへ。

洗面カウンターの洗面ボールや水栓金物を見に行きました。アンダーカウンタータイプのボウルにグースネックタイプの水栓がお施主様のお目に止まりました。

カタログで選んでもよいのですが、実際に洗面ボールの幅や深さ、水栓金具の高さや動きを確かめながら選んでいった方がお使いのイメージがつきやすいので、できるだけショールームで現物を見ていただきながら、ご要望に合わせてご提案をしています。

続いて、赤坂にあるタイルメーカーのリビエラショールームへ。

こちらでは、床などのタイルを見ていきます。

先ほどフローリングメーカーのIOCショールームでもらったフローリングサンプルを展示のタイルにあててみて色味や柄が合うかを見ていきます。

最後に、西新宿のLIXILショールームへ。ユニットバスを見に行きました。

スパージュという打たせ湯や肩湯の機能が搭載されているユニットバスがお施主様のご希望でしたので、パネル材の質感など確認していきました。

肩湯のアップです。ジェットバスもついています。最近のユニットバスは進化していますよね。

ショールームではちょっとした模型みたいにユニットバスの壁パネルや床材の色の組み合わせもできます。

しかしながら、どうもパネルのプリント感が先行してしまって、タイル貼りのようにもう少しハイグレードなイメージが出る方がよいですねというお話になりました。そして、排水口の部分などちょっとメンテナンスがしにくそうな印象もあり、スパージュは見送ろうかというところで本日は解散となりました。