RIFF house/配筋検査-5_RF床
2階壁に続きRF床の配筋の模様です。2階壁からRF床まで一度に打設します。
![](https://hakuarchi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/210705-1.jpg)
RF床の様子。左側のボリュームは3階の塔屋です。この塔屋の役割はルーフバルコニーへ出るための階段室と東側からの光を取り込む大開口のハイサイドライトです。東側からの光を階段室に取込み下階へ落とします。階段はコンクリートの片持ち階段であり、段と段に隙間を設けているので光と影が下階に落ちます。
![](https://hakuarchi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/210705-2.jpg)
南側寝室は下階に柱や壁が無く、部屋丸ごと跳ねだしたボリュームです。屋根部の隅部には様々な力が作用するので配筋を密に配しています。
![](https://hakuarchi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/210705-3.jpg)
全景。右下は階段室。ここから光を取り入れます。
![](https://hakuarchi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/210705-4.jpg)
北側右上の穴が、1階のダイニング・キッチン、2階の浴室・洗面室に光を取り込むためのヴォイド(光井戸)です。
![](https://hakuarchi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/210705-5.jpg)
上下階のスリット。内部空間も床スラブに段差をつけて光を呼び込みます。
![](https://hakuarchi.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/210705-6.jpg)
この建物はコンクリート造で外断熱仕様で内部はコンクリート打放し仕上げです。サンプルは外部の左官材の色の検討です。コンクリートに近いグレー色は少し冷たい印象になるので、すこしブラウンが入ったグレーベージュ系の色で進めることになりました。