POPO house/デザイン提案

【POPO house】のPOPOとは、オーナーの愛犬ポポちゃんです。ご子息が独立されたタイミングでお住まいのリノベーションのご相談を頂きました。以前よりハウスメーカーの設計でリノベーションを検討していたそうですが、劇的に変わる空間の提案も乏しく、改めてイチからか考えたいと弊社にご依頼を頂きました。

ポポちゃんは、シュナウザーとマルチーズとプードルのMIX犬で、シュナウザーの凛々しさも持ちつつ、まん丸な瞳と愛くるしい仕草でとっても可愛いわんちゃんです。高齢ということもあり捻挫等のケガも多く、愛犬の為に腰を痛めないように滑らない床材を採用したいとのご要望がありました。それと、夫婦二人と愛犬と暮らす為、できるだけ行き止まりのない回遊性のある開放的な空間にしてほしいと、ご依頼を頂きました。

上記のスケッチは、事前に既存の資料(間取り図)をメールで送って頂き、お会いする前に弊社で検討した資料です。玄関に入ってすぐに角度が振れており、決して広くはない空間をどのように内部空間と連続性を持たせるかが課題になりそうです。A案・B案とも主寝室を奥に配置し、できるだけLDKを広く確保しました。A案のペニンシュラキッチン(半島形式)の配置は、洗面から浴室へと繋がる動線は使い勝手が良さそうですが、プライベートエリア(寝室)においては少し行き止まり感があります。B案はLDKと繋がるプライベートエリア(寝室)への回遊性は魅力的ですが、アイランドキッチン(島形式)のプランは少し開放的はではないですね。。A・B案の折衷案で検討を進めることになりそうです。

何度かお会いしてヒヤリングを重ねた結果、奥様が以前より自分のお部屋を持つのが夢であり、ご子息が独立したこの度のタイミングで、各々個別の寝室を確保するアフタープランの方向で進めます。となると、元々あった寝室の二部屋は極力既存の状態を維持し、あとは玄関からLDKへの連続性とキッチンから洗面・脱衣・浴室への動線を如何にまとめるかが鍵となります。フルスケルトンで検討していましたが、極力既存部分を残すことでコストダウンにもなりますし、メイン空間にお金を掛けるという選択肢も増えてきます。

上記はの模型はある程度プランニングが落ち着いた後、素材の色や置き家具の配置、全体のバランスなどを再確認します。基本的にどのプロジェクトでも模型を製作してお施主様と確認をします。

リビングダイニングの様子。奥の玄関もガラスのドアで仕切り視覚的に閉ざすことなく連続性のある空間となっています。

キッチンからリビングダイニングを見ています。壁面のデザインや造作家具のデザインも模型で確認し、立体的なイメージを膨らませます。

ペニンシュラキッチン(半島形式)の様子。既存はセミクローズドだったキッチンをリビング・ダイニング方向に向けることで、開放性のある一体的な空間となります。

キッチンから洗面・脱衣・浴室を見ています。キッチンと洗面の間には隠し引込み戸が設置されており、シーンによって空間を分けます。プライベートな空間を確保しつつ、連続性のある空間をデザインしました。

これから内部空間を彩る仕上げの選定・各部のデザイン・ディテールの検討、設備機器・家具の選定など本格的にスタートします。お施主様とポポちゃんとショールーム巡りの旅に出ます。