RIFF house/配筋検査-4_2階壁
型枠・配筋も中盤です。1階から2階の床までのコンクリート打設が複雑でとても緊張しましたが、いよいよ2階の壁の配筋です。3階床もまだまだ段差があり複雑なのですが。。
2階の壁もとても綺麗に配筋されております。以前ブログでも書いたように密に配筋されている箇所は壁一体の変形柱です。
2階床の模様。前回ブログでも書きましたが床レベルが複雑ですね。右側床の足場があるところは上下を繋ぐ階段エリアで、左側のエリアがお子様のお部屋です。宙に浮いているコンクリートはデスクになります。
上記の写真は建物の一番奥の浴室からの風景です。浴室左側はヴォイド(吹抜)で屋上から1階のダイニングに光を導く光井戸になっています。外周はコンクリート囲われており近隣の環境を閉ざしながら、2階浴室・洗面から1階まで光がゆき届きます。
先日打設したコンクリートの型枠が外されています。緊張感のあるツルっとしたコンクリート打放ではなく、程よくラワン合板型枠の木地が出ていますね。光の移ろいがやわらかく陰影をつくりだしてくれると思います。
上記2枚の写真は、先ほどの子供室から少し上にスキップした主寝室です。南側に設けた大開口の窓から各空間に光を呼び込みます。
打設後の1階の様子。奥がキッチン・ダイニングです。北側奥の ヴォイド(吹抜) 部分はまだ仮床型枠があるので暗いですが型枠が外れるとほんのり明るい空間になります。 南側や西側の光に比べて劇的な光ではありませんが、北側の光は安定しているので 静かで柔らかい光に包まれると思います。
先日の打設後に姿を現したコンクリートの片持ち階段。まだ底面の型枠を外すことはできませんが、段の隙間から光が下階に落ちます。光と影の陰影が美しい空間になります。
前回のブログにも書いた廊下の鉄骨ささらプレートです。一体打込みなので鉄骨プレートを支持するボルトが出てきていません。
北側のヴォイド(吹抜)の様子。既存擁壁ギリギリに攻めています。吹抜部にはランドスケープのスタジオテラさん設計の樹木が植えられます。下草と高木が上部からの光を浴びてキラキラとダイニングを彩ると思います。
コンクリート打放仕上の様子。うっすらとラワン合板の木目や木の肌が出ています。緊張感のあるスベッとしたコンクリート打放し仕上げよりは、手触りも優しくとてもラフな印象です。あえて木目や打設時によるズレ・窪みはそのまま残します。
俯瞰した建物の様子。だんだん姿が見えてきました。楽しみです。